業務内容

最新の保存科学の研究により開発された種々の複合材料を用いて、それぞれの文化財の保存状況に最も適した独自の処理法を行っています。

また、遺物保存処理部では、専門研究機関の指導を受け専門技術者のレベルアップに日々取り組んでおります。

遺構保存処理部

  • 石造橋(めがね橋)、石鳥居、石灯篭、石碑などの保存修復
  • 陶磁器焼成窯跡の保存修復
  • 近代洋風建築の煉瓦壁、石材壁、屋根瓦、煙突などの保存修復
  • 発掘遺構の土壌強化保存処理
  • 木造橋梁の床板、高欄などの修複
  • 出土遺構切り取り取上げ作業(発泡ウレタンによる遺構の保護)

遺物保存処理部

  • 出土木材・木製品の保存処理(PEG含浸法、真空凍結乾燥法、トレハロース 含浸法 )
  • 出土金属器の保存処理(アクリル樹脂減圧含浸法)
  • その他(土層面、せん刻等の複写(型取り)・レプリカ製作等)